事業案内

薬事委員会

会務内容 2022

小児の難治性疾患、稀少疾患薬における薬剤開発は、小児の薬物代謝や動態が成人と異なる事、対象患者が少ない事、成人への薬剤開発時に小児を視野に入れた開発がなされないこと、製薬企業が積極的でない事などの理由により困難を伴います。そのため、長年にわたり適応外使用、ドラッグラグ、海外個人輸入での使用等が問題となってきました。薬事委員会は、小児科学会を含む関連学会と連携し、製薬企業への働きかけ、企業治験の実施、「医療上の必要性の高い未承認薬・適応外薬検討会議」や「55年通知を利用した適応外医薬品の保険償還の拡大」などの制度の活用、公的研究費を利用した医師主導治験や臨床試験の実施などを通して、これらの問題解決に取り組んできました。また、市販後調査、副作用情報の収集や情報提供等も行います。今後も一つでも多くの薬剤を小児腎臓病の患者さんの元に届けるよう努力致します。

委員会からのお願い・ご案内

新規開発要望薬剤がございましたら、伊藤までご連絡お願いいたします。薬事関連の御要望・ご質問がございましたら、(jspn[あ]secretariat[ど]ne[ど]jp([あ] を @ に,[ど] を . に変えてください。))まで随時ご連絡下さい。

薬事委員会の公式ロゴマークです。治験や調査研究の際に使用します。

日本全国、北海道(アザラシ)から沖縄(ジュゴン)まで、小児腎臓病のお子さんに有効な薬剤を届けたい、という願いが込められたデザインです。

薬事委員会公式ロゴマーク

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