総会議事録

一般社団法人日本小児腎臓病学会 2013年度 社員総会議事録

日時:2013年6月27日(木)16:00~17:00

会場:あわぎんホール 5階 小ホール

定款第18条により議長は理事長が務める。定款第19条により定足数は評議員総数80名の2分の1以上の40名であるが、74名の出席(委任状11名含む)、監事2名中2名出席があり、社員総会は成立した。

1.2012年度事業報告(高橋昌里理事)

  1. (1)会員数報告(2013/3/31現在)
    一般会員 1‚161名(内新規会員数72名)
    賛助会員 7社
    IPNA併用会員 130名
  2. (2)学術集会
    6月28日(金)~29日(土)、第48回学術集会を開催した。
  3. (3)雑誌
    日本小児腎臓病学会雑誌Vol. 25-1,25-2,25-1 Suppleを刊行した。
  4. (4)分科会の開催
    第21回発達腎研究会
    第19回小児高血圧研究会
    第34回日本小児腎不全学会
    第26回小児PD研究会
    第23回小児腎臓病漢方研究会

3.各種委員会報告及び検討事項

(1)総務委員会

  1. 1)総務委員会報告(高橋昌里理事)
    ・2014年4月の診療報酬改訂に向け、小児科系内保連、在宅医療内保連、透析医療 関連内保連に参加活動している。
    ・小児深鎮静の報告があった。
  2. 2)薬事委員会(伊藤秀一理事)
    ・承認獲得項目、未承認適応外使用薬、特殊ミルクの報告があった。
    ・小児慢性疾患委員会について、まずは、全36種の診断ガイドライン作成と申請用紙 をWEB形式で作り直す必要がある。今後、学会全体で取り組む仕事となるので、みなさまのご協力をお願いしたいとの発言があった。

(2)編集委員会(楊國昌理事)

  1. 1)投稿論文実績の報告があった。
  2. 2)ホームページからのアクセスが簡単に出来るようになったため、オンラインジャーナルJ-Stage の全文PDFのダウンロードのアクセスが増加した。
  3. 3)英文論文掲載、他の学術集会の案内掲載依頼対応、海外論文照会記事、編集委員の増員、ガイドライン掲載、学会雑誌の綴じ込み広告・広告付録の同封についての報告があった。
  4. 4)座長推薦論文の受理方法について今後検討していくことになった。
  5. 5)「小児腎臓病学の研究・学会の歩み」について、歴史的なものを掲載していくことになった。
  6. 6)投稿規程の改訂について報告があった。

(3)学術委員会(飯島一誠理事)

  1. 1)2年前からネフローゼ診療ガイドラインの改訂を行っており、今年8月末に出版したい。ホームページにはステートメントのみ公開する予定だが、将来的には全文をホームページに掲載できるように出版社と交渉していきたい。なお、今回は薬物療法だけでなく一般療法も言及している。
  2. 2)厚労省研究班の活動について、遺伝性の腎疾患の遺伝子診断、相談をできるシステムを作成しているのでぜひ利用していただきたい。
  3. 3)森田賞について、本年度は4名から応募があったが、選考委員会で討議した結果、今回は森田賞のレベルに及ばないとの結論に達し、該当者なしとなった。来年以降、学術レベルを上げていきたいとの発言があった。

(4)渉外委員会(伊藤雄平理事)

  1. 1)IPNA関連について  第16回上海IPNAに関して会員に対して参加要請を行った。また、当学会より学会 運営補助として50万円の寄付を行い、IPNAより高い評価を得ている。上海IPNAに1020題の演題登録があり、日本からは51演題の登録があった。両国の政治上の関係があり大学によっては渡航制限があるようだが、なるべく参加してほしい。
  2. 2)アジア小児腎臓病学会関連について    2013年からの役員(任期6年)の選挙が行われ、Secretary GeneralにYap先生が再任された。AssistantはマレーシアのNgo先生、Treasureに韓国のHa先生が選任された。
  3. 3)日韓小児腎セミナーについて 第11回セミナーが4月6、7日にソウル大学で開催された。次期開催は、2014年4月19日、20日に神戸にて開催、会長は飯島先生である。特に関西方面の若い先生方に演題の募集をお願いしたいとの発言があった。 また、今回の理事会にて、日韓小児腎セミナーが学会の公式事業になることが承認されたとの報告があった。
  4. 4)渉外委員会委員長について 現委員長の伊藤雄平先生が退職となるため、残り1年を香美祥二先生にお願いすることになった。

(5)あり方委員会(根東義明理事)

  1. 1)理事、代議員の選出方法について、細則が理事会にて承認されたとの報告があった。なお規則の詳細に関しては、今後あり方委員会で討議し10月開催の理事会で最終審議にかける。承認が得られたらそれをもとに選挙管理委員会が選挙を行うものとする。
  2. 2)定款変更について承認された。

(6)倫理委員会(松山健理事)

会員名簿のHRデータの利用申請が4件あり、審議の結果すべて許可した。
倫理委員会動向のアンケートがあり、実態に基づき作成した原案を理事長に送付したとの報告があった。

(7)統計調査委員会(服部元史理事)

CKDステージ5Gの調査が昨年の春開始し、ほぼ回収して現在解析中である。今後内容をホームページ上に公開し、論文化する予定である。
来年は第2回新規症例の調査を行いたい。また、第1回の追跡調査も行いたい。

(8)小児CKD対策委員会(上村治理事)

  1. 1)CKD啓発イベントにて、小児のGFR推算式について報告した。
  2. 2)「学校検尿のすべて」「CKD診療ガイド」は昨年出版され、「CKD診療ガイドライン」が近日中に出版される。全国でマニュアル化、診療ガイドを作成する際は、このようなマニュアルやガイドに従って整合性のあるものを作っていただきたいとの発言があった。
  3. 3)3歳児検尿対策委員会についての報告があった。

(9)教育委員会(長田道夫委員長)

  1. 1)今年でパワーアップセミナーが6回目、CPDが8回目となり、プログラム自体も質的に安定しつつある。昨年は、パワーアップセミナーを学会主導に以降しセミナーの骨格を作っていった。
  2. 2)本年度のパワーアップセミナーは、11月16、17日(世話人:飯島一誠先生)神戸市にて開催する。
  3. 3)本年度のCPDは、学術集会2日目関根先生、井上先生が中心となり濃厚なプログラムとなっている。
  4. 4)今後の予定として、合理化して負担のない有効な教育効果を確認しながら運営していく。

(10)専門医カリキュラムワーキンググループ(中西浩一グループ長)

日本腎臓学会の専門医の中の小児科の領域をベースとして、もともとあった疾患の内容の見直し、ランクの検討、それぞれの疾患の文書改訂を行った。
今後の予定として、施設に関して向上していきたい。

3.他学会や厚生労働省などの活動(本田雅敬理事長)

  1. (1)専門医制度について
    2017年に専門医制度が開始される。小児科専門医でかつ腎臓専門医が小児腎臓の専門医とみなされる。日本小児科学会と日本腎臓学会に承認をもらい、専門医認定機構に提出している段階。
    日本腎臓学会は、2015年中に研修プログラムを整備し、第3者機関から承認を得て、各地域の関連担当医に研修内容の作成を依頼していくのでこれからの作業が大変に なってくる。
    腎臓専門医を取得して頂くのが一番小児腎としてベストであると考えている。
  2. (2)3歳児検尿について、資料に基づき報告があった。
  3. (3)ガイドラインが学会に依頼して作られるという時代になり、増えてきている。

4.2012年度決算報告(本田雅敬理事長)

以下の報告があり承認された。

  1. (1)昨年度は4月~6月が任意団体決算、7月以降が法人決算となる。
  2. (2)会費と小児腎臓病学著作権収入が増えている。
  3. (3)前年度と比べ繰越金が62万減っている理由として、例年は学会支援金100万円を払い翌年に抄録集代を100万払っていたのを、今年度はまとめて200万円払った為である。
  4. (4)谷澤監事から適切に予算が執行されている旨の監査報告がなされた。

5.名誉会員、功労会員

理事会で以下の名誉会員1名、功労会員6名が推戴され、承認されたとの報告があった。

名誉会員服部 新三郎先生
功労会員飯髙 喜久雄先生
功労会員臼井 信男先生
功労会員坂野 堯先生
功労会員髙田 恒郎先生
功労会員中原 千恵子先生
功労会員古瀬 昭夫先生

6.2013年度の活動

  1. (1)第48回学術集会
    大会長の徳島大学香美祥二理事より挨拶があった。
  2. (2)事業計画
    高橋昌里理事より、2013年度予定されている事業、機関誌の刊行、分科会の開催に関して、報告があった。
  3. (3)若手小児腎臓医のためのパワーアップセミナー
    大会長の飯島一誠理事より挨拶があった。

7.2013年度の予算案(高橋総務委員長)

以下の報告があり承認された。

  1. (1)収入について、2012年度は、代議員費の値上げと過去未払い分の督促徴収があり収入が増えている。しかし、過去督促分は今後も必ずしも得られるとは限らない。
  2. (2)援助金について、昨年は学術集会援助金と日韓小児腎セミナー援助金の合計15,000ドルの支援金があったが、今回は学術集会支援金のみのため10,000ドルとなっている。
  3. (3)学術集会の収支について、法人化に伴い、今回より学術集会収支を予算に計上している。法人となった本会が会長に委託して開催する形になるため、会計上の責任は法人である本会に発生する。不足が出た場合は本会が支払うこととし、また、余剰金が出た場合は本会に納入してほしいとの発言があった。
  4. (4)支出について、学会雑誌作成費を増額で計上しているのは、投稿数がかなり増えているためである。また、今回より統計調査委員会への費用100万円を森田基金から事業費に移行する。

8.第50回記念大会および準備委員会

2015年度第50回学術集会 準備委員会委員長として、和歌山県立医科大学吉川徳茂理事が理事会で選任されたとの報告があり、挨拶があった。
2015年度第50回学術集会大会長として、神戸大学飯島一誠理事が理事会で選任されたとの報告があり、挨拶があった。

以上

一般社団法人日本小児腎臓病学会
理事会
議長 代表理事 本田 雅敬